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新年あけましておめでとうございます

  • 2023.01.4 | News

新年あけましておめでとうございます。

どうぞ本年もよろしくお願いします。

 

 

学問ノススメの生徒や保護者の方々、関係者のみなさん、いろいろな場所で、思い思いの新年を迎えられていると思います。受験生の皆さんにとっては、思い出となる年がスタートしました。受験生としての1年間、濃密な時間であったことと思います。そして、これからの時間、思い出に残る時間であることと思います。

 

NHKオンラインより

 

よく、”今年1年もあっという間に過ぎたね”という会話を大人同士でかわします。忙しく過ごした1年であったことが一つの原因でしょうが、もう一つは「人生にトキメキを感じることが、大人になると少なくなるから」という話があります。NHKのチコちゃんに叱られるで紹介していました。食事の時間を例にとっても、子どもは、”今日の晩御飯は何?ハンバーグだ、やったー!美味しい、人参やだなあ。まずーい。でも星形の人参だ!”などなど、夕食の時間にいろいろなことを思い浮かべています。心が動いています。空腹を満たすために夕食を取っている大人とは違うようです。時間の感じ方には、心がどれ位動いているか(トキメキの時間)が重要とのことです。番組では、自分の感じる時間と実際の時間とが同じくらいに感じる年齢のボーダーを19歳位と紹介していました。

 

 

 

センス・オブ・ワンダーという本があります。著者はレイチェル・カーソン(米国)。1960年代に「沈黙の春」という著書で、化学物質による環境破壊に警鐘を鳴らした生物学者です。以下は、センス・オブ・ワンダーの書評の抜粋です。

 

 

彼女は彼女の姪の息子である幼いロジャーと探索し、雨を吸い込んだ地衣類(コケや藻類)の感触を楽しみ、星空を眺め、鳥の声や風の音に耳をすませた。その情景とそれら自然にふれたロジャーの反応を、詩情豊かな筆致でつづっている。鳥の渡りや潮の満ち干、春を待つ固いつぼみが持つ美と神秘、そして、自然が繰り返すリフレインが、いかに私たちを癒してくれるのかを、レイチェルは静かにやさしく語りかけている。そして、レイチェルが最も伝えたかったのは、すべての子どもが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしいという願いだった。

 

 

みなさんは、みずみずしい感性を持っています。その感性で、今を駆け抜けてください。その時間に向き合ってください。向き合うことができれば、その時間に意味があります。また、今年も一緒に走りましょう。どうぞ宜しくお願いします。

 

ススメ、合格のその先へ。

(文責:大井)

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