あけましておめでとうございます 2026
- 2026.01.1 | News
新年あけましておめでとうございます。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
受験生のみなさん、高校1・2年生のみなさん。保護者の方々、大学生の方々、それぞれの2026年がスタートしました。特に受験生の皆さんにとっては思い出になる年のスタートです。どうぞ最後まで健康に留意して全力で走り切ってください。
あまりの不平等という不条理に対する復讐
中村哲先生のお言葉です。中村哲先生については、みなさんご存じと思います。私自身は、福岡に移住してすぐのころ凶弾に倒れられ、先生のご活躍を詳しく知ることとなりました。福岡県出身の偉人。西南学院中学、福岡高校、九州大学OBとして、直接お話をうかがわれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?中村先生は、アフガニスタンやパキスタンで30年以上にわたり医療活動に従事されました。そして、戦禍に襲われ大干ばつに見舞われたアフガニスタンで、大規模な灌漑事業を自ら先頭に立って20年近くにわたりリードし、数十万人以上が暮らしを取り戻せる基盤を創り上げました。

(西日本新聞 中村哲医師特別サイトより)
中村先生は、30代で登山医療協力隊の一員としてパキスタンの山岳地域に派遣されました。派遣された山岳地域には、一目でハンセン病とわかる患者たち、医療提供を行わないままでは明らかに命にかかわる人たちが後を絶たない状況だったそうです。にもかかわらず、医療物資やスケジュールの制約で助けを求めて追いすがる母親や泣き叫ぶ赤ちゃんをそのままにして、現場を立ち去らなければいけなかったそうです。この体験が、その後の活動のきっかけだったと中村先生は語っています。その時の感情とその後の活動を称した言葉が、冒頭の言葉です。中村先生が現地に骨をうずめる覚悟で命をかけた医療事業、そして、まったくの専門外の灌漑事業に一から取り組んだ原動力が、この言葉に凝縮されていると考えると、ずっしりと重く、心を揺さぶられます。西日本新聞の中村哲医師特別サイトのガンベリ砂漠の変貌は、感動的です。中村先生のアフガニスタンでの物語が昨年12月の新プロジェクトX(NHK)で放映されました。改めて先生の取組の凄さと執念、信念に圧倒されました。そして、その取組が現地や日本で受け継がれている事実。人間の持つ強さに圧倒されます。
ちゃんみな 私が社会を変える
年末のクローズアップ現代(NHK放映)で、「私が社会を変える」Z世代を魅了する歌手“ちゃんみな”の闘い(再放送)を見ました。中村先生とちゃんみなのフィールドは全く異なりますが、私の中で共鳴しました。(以下は、NHK クローズアップ現代より抜粋)
ちゃんみなの代表曲『美人』では、何度も経験した、社会から否定される苦しみを歌っています。「有名にはなれない」「醜いブス」という暴言に対してあらわにした、怒り。番組内でも、精神科医として数多くの若者を診療してきた泉谷閑示(いずみや・かんじ)さんの言葉が紹介されています。
「みんな“怒り”を最も誤解し、物騒なものだから出すべきでないと蓋をしちゃうんですよね。“怒り”は一番みんなが抑えがちな場所にあるけれども、一番大事なエネルギーと物事を革新していく力」(精神科医 泉谷閑示さん)
(NHK クローズアップ現代より)
ちゃんみなさんは、「私も基本的には、結構ピースな人なんですけど。平和主義ですし。だけど、許せない部分もあるんですよ。闘っていきたいですね」と語り、曲の最後は、こう締めくくっています。
♪ (私は女で)
(私は美しい)
(私はここにいる)
(私たちは女で)
(私たちは美しい)
「何が美しいかは自分で決める」。社会の理不尽に、きっぱりとノーを突きつけたこの曲は、多くの共感を集め、大ヒットを記録しました
平和とは理念ではなく現実の力
中村先生の言葉です。
『信頼』は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる。それは、武力以上に強固な安全を提供してくれ、人々を動かすことができる。私たちにとって、平和とは理念ではなく現実の力なのだ。

西日本新聞 中村哲医師特別サイトより
新年に当たり、「その取組や努力の先には、まだ見えない社会がある。未来が待っている。」ことを伝えたく、自分の信じるところに人生を賭けた(賭けている)人を紹介させて頂きました。ススメ、合格のその先へ。
(文責:大井 筆者略歴はコチラ)



