京大生・九大生(医学部生)による夏休みの過ごし方イベント2024開催
- 2024.07.14 | 高校生・受験生の学び(現在)
受験生の夏休みの過ごし方 ~現役京大生、九大生が工夫したこと~
学問ノススメでは、志望校合格に向けて取り組んでいる高校生・受験生向けイベントを毎年開催しています。7月14日、現役京大生・九大生が「受験生時代の夏休みの過ごし方」を紹介するイベントをオンラインで開催しました。
志望校に果敢に挑戦した人たちに共通すること
彼らに共通していることは、受験生時代の取組が自分の糧となっていること。自分自身で悩み考えた”自分流”があること。だから、その経験を振り返り、後輩たちに「自分の言葉で」生き生きと語ることができます。例えば、以下のような体験談です。
1.毎日勉強の質を振り返り、質が悪かった部分を洗い出して改善した(毎日のPDCA)
2.勉強の量と質が大事で、質を上げるには計画を立てることがその方策。そして計画を立てたらとにかく勉強し、1日1週間単位で振り返る(継続したPDCA、理解するための苦労をいとわない)
3.入試での配点、内容と自分の課題、科目ごとの伸びやすさを考え自習では理科に絞って取り組んだ(九大医学部生の個別ケース)(志望校をターゲットとして自分自身で創った戦略)
九大生(医学部医学科5年生)のプレゼンテーション(抜粋)
京大生(工学部4回生)のプレゼンテーション(抜粋)
九大生(経済学部2年生)のプレゼンテーション(抜粋)
受験生のみなさんへ
講師の発表を受け、とてもうれしかったことは、講師たちが 学問ノススメの理念を体現していることです。
「自分で目標を定めること、苦労して目標を達成すること、万一目標を達成できなくても、目標に向けて努力したこと、学ぶ楽しさや、学び続ける大切さを知るきっかけとなること。」 ”これから、自分の人生を切り開くために必要なことは、学び続けること” 福沢諭吉の「学問のすゝめ」のメッセージです。彼らは、受験生時代の頑張りを通じて、人生の糧となる学びを経験して、自分のものにしています。
参加した高校生からも、「改めて計画を立てることの重要性がわかったので、しっかりと自分も計画を立てて取り組みたい」(高校3年生)、「計画を立てることに加えて、自分自身の学習内容をしっかりと振り返り勉強に取り組んでいきたい」(高校3年生)など、それぞれの感想がありました。自分の時間は誰も盗むことができません。あなた自身の受験で、夏休みです。受験生の皆さんには、悔いのない夏休みを過ごして欲しいと思います。
学問ノススメでは高校生向けの進路イベントを継続して行きます。大学受験についてのご相談、学問ノススメにどうぞお気軽にお問い合わせください。
(文責:井口)