九大図書館 紹介 ~学習支援活動が国立大学図書館協会賞を受賞~
- 2021.09.10 | 九州大学 大学での学び(近い未来)
九州大学附属図書館
九大伊都キャンパス内にある九大附属図書館(中央図書館)に行かれたことはありますか?
蔵書可能数350万冊・1400座席を誇る大規模図書館です。規模だけではなく、学習・教育・研究活動を支える知の拠点、社会に開かれた拠点を目指しているとのこと、外部者である私も図書館証を持っています(注:現在はコロナ禍のため、学内関係者のみが利用可能)
4階建ての館内(20,000㎡)は利用目的に合わせたゾーニングがされており、快適に且つ集中して「本と交わる」ことができます。
九大図書館に初めてうかがった際、施設や蔵書の規模や快適な空間と同時に、学生はじめ利用者にやさしい活動をしているなとの印象を強く持ちました。
大学院生を中心としたサポーター(図書館TA(Cuter))が、新入生の学習相談にのる常設スペースを設けていたり、教授陣からのオススメの一冊を入口近くに展示していたり。WEBによる学習相談、学際交流イベントなど幅広い活動をしているようです。
Cuter本棚~九大図書館で読めるオススメの一冊~: 2021
そのような九大図書館の活動が認められて、今夏、国立大学図書館協会賞を受賞したとのことです。
図書館TA(Cuter)と協働した学習支援活動により国立大学図書館協会賞を受賞
図書館は紀元前の時代からあったといわれ、プトレマイオス朝時代のエジプト アレクサンドリア図書館は、数十万巻とも言われる蔵書があったとのことですが、現在のような公共機関になったのは、19世紀以降のようです。
本がいっぱいあるところ、時々本を借りるところ、自習のスペースというハコモノとしての存在だけではなく、今は、ソフトの面でも、生活や学びを支援してくれる存在としての図書館になっていると思います。
福岡市内中心部からは離れた場所にありますが、九大生はもちろん、福岡の人にとっても、九大図書館は、ふっと訪ねてみたくなるスペースであり続けてほしいと思います。
文責:大井