学問ノススメ　講師の井福です。

まずは、共通テストお疲れさまでした。自己採点も終わり、次の私立受験や国立二次試験に向かっているところだと思います。みなさんはどんな思いでこのメッセージを読んでいるのでしょうか？？私は4年前にセンター試験を受けたのですが、試験後は究極の緊張から解き放たれて、熱を出してしまいました…(笑)そのせいで皆勤賞を逃したのを今でも覚えています(泣)！！

やっと本題に入るわけですが、今日のテーマは未来へです。共通テストを終えた皆さんに、今ピッタリの内容だと思ってます。

さてここで私の尊敬するジョゼ・モウリーニョさん(サッカー監督)について、彼の教え子が、「モウリーニョのリーダー論」という本のインタビューで語った内容を紹介します。

「まるで外科手術で身体を切り開いて説明するように、

　監督がベンチでこれからピッチで起こることを説明した。

　ときとして、その通りの試合展開となった。

　まるで監督には未来が見えているようだった。」

少し専門的なコメントですが、簡単にまとめると、

「彼は未来の困難に対処する方法を知っている」と言っています。(つまり未来予知)

私はこの本を読んだとき、その能力ほしい！！となりました。では彼はどのようにしてその能力を手にしているのでしょうか？その答えが、この本に隠されていました。

それはズバリ、「未来だけを見る」ということです。

彼はどんな時も過去を振り返らず、未来で起こると想定されることを考えています。そして、その未来で起こるあらゆる可能性に対して、対処法を考えるのです。既に起こった失敗を悔やむのではなく、失敗が起きないような準備をするのです。

彼の未来予知は、超能力ではなく準備によるものだったのです。

共通テストから1週間が過ぎようとしていますが、

未だに過去の結果に嘆いている人がいるでしょう。

しかし、過去を嘆いたって変わりません。戦いはまだ続くのです。

次の敵(私立受験、国立二次)を倒すために、未来へ目を向けるのです。

ライバルは敵を倒す準備を始めていますよ。準備期間はそう長くありません。

未来へ羽ばたいていきましょう！！