学問ノススメ 卒業生紹介 その1 ~世界を飛び回り、未来へ~

学問ノススメは、開校後間もない個別指導塾です。今年初めて卒業生が誕生しました。高校生の皆さんにとって、近い未来である大学生活を紹介することで、その先のミライをイメージしてもらいたいと考えて、彼(女)たちの現在の活動を随時紹介していきます。

第1回は、世界を飛び回り、未来へ。シュライアー由実さん(チューリッヒ大学在学中)です。

 

シュライアーさんは、スイス人の父親と日本人(福岡県出身)の母親を持つチューリッヒ大学 経済学部の学生です。学問ノススメには、2020年秋から翌年春まで在籍していました。スイスで育った彼女は、4か国語(独・日・英・仏)を話し、多様な文化の中で育ちました。バイオリンを長く学び、数々の賞を獲得するなど、多彩な人生を歩んで来ました。現在は、チューリッヒ大学経済学部に在籍しており、経営や経済、人的資源管理などを学んでいるとのことです。授業の合間には、大学内でのコミュニティ作りや、ちょっとした投資体験、起業にもチャレンジしているそうです。秋には、”おにぎらずのテイクアウトのお店”をチューリッヒに開業するべく準備中とのこと。

 

チューリッヒ大学 Wikipediaより

 

塾の卒業後も、コロナ禍ではありますが、日本に立ち寄る機会を積極的に見つけて、何度も訪ねてきてくれています。今回は、新学期までの夏休み期間にグローバル企業日本支社でのインターンシップ(1か月)のためにやってきました。インターンシップ先はみなさんもご存じのグローバルファッションブランドのロジスティクス事業を担当している会社で、同社の業務全般を順番に体験したそうです(倉庫業務の現場体験、本社管理部門、品質向上部門など)多国籍の社員に囲まれながらの刺激的な体験だったそうで、最後には、同社の改善点などを社長・社員の前で、1時間プレゼン(英語)したとのこと。

 

 

新学期(9月)に向けて帰国しましたが、しっかりと自分で考えて歩んでいっている姿を頼もしく感じました。世界中を飛び回っている様子は、うらやましい限りです。

 

大学生活は社会に向けて、いろいろなチャレンジができるとても大切な時間です。受験生のみなさんも、進学後の近い未来、貴重な学生時代を思い描きながら、大切な今を過ごしていかれることを祈っています。

 

ススメ、合格のその先へ

 

(文責:大井)