教育の科学 ~九州大学大学院システム情報科学研究院 ADS育成室からのアドバイス~

教育の科学

学問ノススメの取組のご紹介です。

先日、九州大学大学院システム情報科学研究院ADS育成室を訪問しました。

 

 

同室が「データ解析よろず相談窓口」を開設しているとの情報をキャッチ。同室の担当教授や、院生などリサーチアシスタントの方々6名との面談の機会を頂きました。学問ノススメの個別指導が、生徒の学力向上に結び付いていることを科学的に説明するためにどのようなアプローチが可能かという非常識(?)な課題について、貴重なアドバイスを頂きました。

  1. 少数例での実験で、科学的(統計的)に確からしいと説明するために必要な条件
  2. 被験者のみなさんの利益になるために必要な設計コンセプト

教育分野での仮説検証がむつかしいことは当然ですが、不可能ではないことを、私としては学びました。実験に値するサンプル数が僅少で、課題解決への道のりも遠い遠い彼方であることを理解していただいたうえで、九州大学の先生方には、貴重なお時間を頂きました。

できない理由を挙げるのではなく、できる方法を見出すために想像力・創造力を働かせる。

とても前向きな姿勢を学ばせていただきました。些細な案件にもかかわらず、多くの先生方の貴重なお時間を頂き、心から感謝しております。

俺流の教育は決して悪ではありません。が、俺流の限界を肝に銘じて臨む事が教育にも求められると思っています。長い長い道のりですが、歩んでいきたいと思います。

 

 

【文責 大井】