地方高校生に、追い風を ~東京大学 学生団体 FairWind~
- 2022.07.8 | 大学での学び(近い未来)
1.FairWindとは
東大生と地方の高校生との交流を通して地方の高校生に追い風 (FairWind) を吹かせることを団体理念として活動している東大生サークルです。200名以上所属する学生団体で、年間で1,000名を超える高校生との交流を行っています。
2.活動内容
・地方高校生と東大(生)をつなぐ取組(オンラインセミナー、東大キャンパスツアー、地方高校出張など)
最近の取組では、「東大の研究室をのぞいてみよう」というオンラインプログラムで、東大の研究室での活動を高校生に紹介しています。
・東大生による記事(東大生の学生生活紹介、受験生時代の経験談・失敗談など、様々なテーマでの記事)
最近の記事では、東大不合格体験記 現役で合格するための4つのポイント
・受験応援メールマガジンFairWind(毎週2回無料配信)
最近のメルマガでは、今しんどいと思っている高校生へ
3.FaieWindが目指すこと(FairWind ホームページより)
地方出身の東大生として、地方で頑張る高校生の心の先輩となる。都会出身の東大生として、地方で頑張る高校生の心のライバルとなる。そんな東大生だからこそできるアプローチで、高校生のみなさんに多様な選択肢を持ってもらい、進学意欲を高めてもらうことを目標にしています。
4.学問ノススメとの関係
学問ノススメの講師に、FairWindで活動している鹿児島県出身の東大生がおり、FairWindの活動を知りました。HomePageで活動内容を知り、メールマガジンも拝読しています。
FairWindの問題意識(注)は、学問ノススメを福岡で開校した際の課題認識と驚くほど一致しています。
(注)(FairWind ホームページより抜粋)
地方高校生のポテンシャルに問題があるのではなく、地方から東京大学を目指すには、都会に比べて高校生自身の力では乗り越えがたい「壁」があり、それが進路選択の幅を狭めているからではないでしょうか。
都会の先輩による地方の後輩への刺激や指導は、学問ノススメの取組 Hometown Coachの狙いでもあります。
そして、学ぶことの大切さや面白さを学んで欲しいという学問ノススメの指導理念とも重なります。
大学生活は、受験生のみなさんにとって、近いミライです。高校生活・部活とは違う経験、仲間との活動・後輩との出会いを通じて、社会とのつながり、学びを広げていく機会です。そのような近いミライをイメージしてもらうためにも、FairWindの活動を紹介しました。
【参考】 FairWindホームぺージ:http://fairwind-ut.com/
(文責 大井)