九州県人学生寮 紹介 その1 ~久敬社(佐賀県)~
- 2023.05.19 | 九州県人寮 大学での学び(近い未来)
Hometown Coach
学問ノススメでは、故郷の先輩が後輩を指導する取組(Hometown Coach)を継続しています。例えば、熊本県出身の九大生が熊本の高校生を教える。受験生にとっては、自分の志望校の憧れの先輩からの指導によるモチベーションアップ、大学生にとっては、故郷との繋がりをもち続けること。
学生講師へのこだわり
また、学問ノススメでは、生徒指導を大学生講師とすることへのこだわりを持っています。彼(女)らが、自分自身で目標を定めて、悩み失敗しながら、自分で考えて、努力をした経験があるからです。おそらく知力や学力にすぐれている人が多いですが、それだけを理由に単純に学生講師を活用することはまったく考えていません。学生講師の採用と育成に関する説明はこちら(学問ノススメの講師 3つのこだわり)をご覧ください。
九州各県の在京県人学生寮との取組
Hometown Coachの取組を東京にも広げるために、九州各県の在京学生寮(県人寮)のサポートを頂いています。鹿児島県人寮や熊本県人寮の東大生による指導など、実績も上がってきています。受験生のみなさんが東京に進学した場合の参考にもなりますので、各県の在京県人学生寮を順番に紹介していきます。第1回は、佐賀県人寮 久敬社塾です。
久敬社塾
旧唐津藩の流れを組み140有余年の歴史を持つ塾舎です。旧唐津藩当主小笠原家の篤志を受け、開塾当初の関係者には、高橋是清(第20代総理大臣)、辰野金吾(建築家:東京駅設計)、天野為之(早稲田大学第2代学長)などの名前が見られます。歴史ある久敬社ですが、時代の流れをとらえて、広く開かれた学生寮に常に変革をしているようです。
他県の学生にも門戸を開き、女子学生の入寮も始まっています。最近のトピックスとしては、昨年大晦日 紅白歌合戦に久敬社に所蔵されているからつくんち曳山と一緒に寮生や関係者の皆さんが紅白歌合戦の舞台に立ったそうです。”長年育んできた地域のみなさんとの繋がり”が繋いだご縁の様です。また、最近では、TVドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ)のロケ地に使われたとのこと。
最寄駅(小田急線 新百合ヶ丘駅)からは、新宿・渋谷にそれぞれ30分以内。同世代の仲間と一緒に過ごす学生時代の生活。安心な食生活、防犯上の安全性、地域との交流、幅広いOBネットワーク、寮費など、初めて上京するみなさんには魅力的な環境と思います。
(文責:大井)