学問ノススメ の井口です。

2024年度の大学受験が終了しましたので、1年を振り返りたいと思います。

今年改めて強く感じたことは、「大学受験にまぐれはない」ということです。

大学入試は高校3年間の学習内容の総決算であり、定期テストのように一夜漬けで通用しません。それは総合型入試においても同様です。どちらの試験も、日頃からの地道な努力の積み重ねがなければ太刀打ちできない難易度の高い試験です。

大学受験勉強を始めた頃は高い目標を掲げていた生徒もいました。しかし、模試や普段の勉強の進捗から目標を見直した生徒、一般入試から総合型入試に変更した高校生、そして長期間体調が万全でない状態でも受験に向き合った受験生など、様々な状況がありました。

どの生徒もそれぞれの状況において最大限の努力をし、合格を勝ち取りました。そこにはまぐれはありませんでした。そして、この春、皆同様に晴れやかな表情で巣立っていきました。

大きな目標を達成するには時間がかかること。また、一人ではできなさそうなことでも、他者の力を借りると達成できること。そして何よりも、自分自身が諦めない気持ちを持ち続けて努力し続けること。

高校生の生徒の皆さんは、このようなことを今後の人生の糧として学んだのではないかと思います。ぜひ、今後の人生でも生かして欲しいと思いますし、いつか自分の経験を他者に伝えてあげて欲しいと思います。

生徒と共に伴走した講師の方々、ご家族の方々に感謝したいと思います。そして努力をみせてくれた生徒のみなさん、本当にお疲れ様でした！

今年の大学受験生のみなさんも、しっかりと準備をしてチャレンジしてください！ススメ、合格のその先へ。

文責：井口