オンラインとUber

オンラインとUber。近頃、街で目につくもの。

 

Uberは本業の配車サービスが不調で業績は決して良くないですが、Uber eatsの自転車を見ない日はないです。福岡の街では、Uberのリュックサックを背負った自転車2台3台と横断歩道で一緒になることがたくさんあります。社会的存在になったんだと思います。

 

オンライン授業、オンライン会議、オンライン飲み会などなど、2020年は、日本でのオンライン元年になるかもしれません。

 

 

オンラインとノンオンライン(教室授業、事務所での会議、居酒屋での飲み会、ライブコンサートなど)の違いは、出来事(イベント)によって程度(オンラインとノンオンラインでのギャップの性質や大きさ)に差があると思います。

 

ライブコンサートでは、場や空気感の共有ができるかどうかの違いが大きく、居酒屋も同じように空気感の共有の差が大きいですが。会議は、この2つよりは、空気感の差は小さいのではないでしょうか。これは、ライブや居酒屋は、五感で楽しみ経験を共有することが大きいイベントであること。一方で、会議はライブや居酒屋に比較して五感での体験が少ない(注:ゼロではない)ことに、理由があるのではないでしょうか。ニコニコ動画で知られるドワンゴの夏野社長は、原則オンライン会議の現状、「空気や場を読み(上司や仲間の意見を忖度して)言いたいことを言わない会議から、反対意見、空気を読まない意見が活発に交わされる会議ができるようになった」ことに気づいたそうです。

 

 

人は耳や目だけではなく、五感で感じ、判断できる社会的動物です。その場(イベント)の目的、性質によってオンラインの良いところや弱点が浮き彫りになっている、逆に言うと、イベントの本質が浮き彫りになっているのだと思います。

 

さて、オンラインの学習指導はどうでしょうか?学習の狙いによって、オンラインの良い点、教室の良い点が、それぞれあります。ノンオンライン(教室)の良い点は、一体感を感じ、友達の学ぶ態度からより刺激を受けることだと思います。学校での授業や課外活動の良さです。

 

では、大学受験に関する場合はどうでしょうか?もちろん。教室では、友達からの刺激を受けやすいことは同じです。でも、大学受験への近道は自習が基本と考えるわれわれは、オンラインでの個別指導は、決して教室での個別指導に比較して学習のクオリテイは変わらないと考えています。

オンラインでの個別指導で、自宅での自習のクオリテイを向上させることは必ずできます。通塾では享受できない遠隔地からの個別指導もできる様になります。

 

学問ノススメは、自習のクオリテイを上げることを、オンライン個別指導で実現できると信じ、取組んでいます。

 

 

(文責:大井安治)