今年の十大ニュース 2023

2023年 十大ニュース

クリスマスを迎え、今年も残すところあと僅か。みなさんにとって、どのような1年でしたか?この時期になると、今年の十大ニュースがいろいろと発表されます。”2023年 世界重大ニュース”でGoogle検索した結果(生成AI作成)は以下の通りです。

 

【1位】イスラエルガザ侵攻

【2位】トルコ・シリア地震

【3位】ハワイ大規模山火事

【4位】ウクライナ戦況膠着

【5位】チャールズ英国王戴冠式

【6位】ツイッター「X」に変更

【7位】コロナ緊急事態WHOが解除

【8位】露「ワグネル」反乱

【9位】フィンランドNATO加盟

【10位】ラグビーW杯南ア4度目V

 

2023年読者が選んだ海外10大ニュース(読売新聞オンライン)より

 

新しい戦前

昨年(2022年)暮れの「徹子の部屋」で、タモリさんが黒柳徹子さんに「来年はどのような年になりますかね?」とたずねられて、発言した言葉(新しい戦前になるんじゃないですかね)です。発言を掘り下げるやり取りはなかったので、タモリさんの真意はわかりませんが、上記の2023年10大ニュースと見比べると考えさせられるところがあります。

 

テレ朝ポストより

 

タモリさんは、世界的な紛争だけではなく、”もっと広い意味での”一人ひとりや社会にまつわる”戦い”を指して、この言葉を使ったのではないか、社会や世界の分断、その結果の衝突・争い、その発生前夜という意味で使ったのではないか?と思っています。なお、2023年最後の徹子の部屋(12月28日)もタモリさんの予定です。

 

世界各地で同じように今年を振り返っていますが、CNN(グローバルなネットワークを持つアメリカのニュース情報メデイア)と新華社(中国国営通信社)のWEBサイトを見ると、世界の繋がりと分断が垣間見えます。

 

CNN WEBサイト(英語版)

新華社 WEBサイト(英語版)

 

CNNホームページ及び新華社通信ホームページより

Chat GPT(生成型AI)

インターネットの登場で、世界の様相が歴史的に変化しました。X(Twitter)、Face Book、YouTube、Instagram、TikTokなど、生活に欠かせないSNSはインターネットの登場によるものです。Chat GPTは、2023年に社会的に注目された技術です。みなさんの中にも、調べ物などで利用している方がいると思います。私自身も、仕事上使用しています。冒頭の検索結果(10大ニュース)は、Googleが試験運用している生成AIによるものです。

 

 

この技術が世の中をどのように変化させるのか、私自身考え続けています。みなさんの学びについて、現在考えていることは、以下の通りです。

 

調べものをまとめる上で、とても便利なツール。特に、ある分野で知識や技能を身につけている人たち(熟達者)が、調べもの、自分がわかっている範囲の知識を自分自身でまとめる作業に使う時間の効率化(時間や作業のムダを省く)にはとても役に立つ。ただし、Chat GPTは、情報(言葉や画像、音声)を記号としてしか認識していない。

 

 

決してその内容自体を理解して回答しているわけではない。よって、成長途上の人が、未熟な分野で、このツールに頼り切ることは危険。間違った結果をうのみにするという危険性。さらに、もっと危険なことは、未熟な分野で学習することをやめてしまうこと。悩み、考え、失敗しながら、自分自身の成長に結び付けるというヒトにとって人類にとって不可欠なことを置き去りにしないように、この便利なツールを生かしていかなければならないということです。生成型AIについては、これからも考え続けていきたいと思っています。

 

(文責:大井)