九州県人学生寮 紹介 その3 ~同学舎(鹿児島県)~

Hometown Coach

 

学問ノススメでは、故郷の先輩が後輩を指導する取組(Hometown Coach)を継続しています。例えば、熊本県出身の九大生が熊本の高校生を教える。受験生にとっては、自分の志望校の憧れの先輩からの指導によるモチベーションアップ、大学生にとっては、故郷との繋がりをもち続けること。

 

学生講師へのこだわり

 

また、学問ノススメでは、生徒指導を大学生講師とすることへのこだわりを持っています。彼(女)らが、自分自身で目標を定めて、悩み失敗しながら、自分で考えて、努力をした経験があるからです。知力や学力にすぐれている人が多いですが、それだけを理由に単純に学生講師を活用することはまったく考えていません。学生講師の採用と育成に関する説明はこちら(学問ノススメの講師 3つのこだわり)をご覧ください。

 

 

九州各県の在京県人学生寮との取組

 

Hometown Coachの取組を東京にも広げるために、九州各県の在京学生寮(県人寮)のサポートを頂いています。鹿児島県人寮や熊本県人寮の東大生による指導など、実績も上がっています。受験生のみなさんが東京に進学した場合の参考にもなりますので、各県の在京県人学生寮を順番に紹介していきます。第3回は、鹿児島県人寮 同学舎です。

同学舎 ホームページより

 

同学舎

鹿児島奨学会(旧島津奨学資金)同学舎は明治39年に東京都文京区本郷に設立されました。文豪夏目漱石書簡集にも記事が掲載されており、昭和55年には現在の東京都日野市に移転しました。同学舎は東京近郊の大学に通う鹿児島ゆかりの大学生の寮です(同学舎ホームページより引用)

 

同学舎 ホームページより

 

上記のHometown Coach(九州出身の大学生が故郷の後輩を指導する仕組み)を2020年に開始した際、最初に手をあげてくれた大学生が同学舎の寮生(東大生)です。その後も、学問ノススメの生徒に対しての個別指導はもちろん、受験勉強への取組方、夏休みの過ごし方に関するセミナーで講演をしてくれています。

 

鹿児島経済新聞 2020年9月28日より

 

同学舎のホームぺージでは、郷土愛、強い繋がりを感じます。コロナ禍の中(2020年夏)、Hometown Coachに最初に参加してくれた大学生が同学舎寮生で、地元のニュースや新聞で取り上げて頂いたことの理由がわかるように感じています。引き続き、同学舎との繋がりを大切にしていきたいと思っています。

 

(文責:大井)